ライズワンズ株式会社は、小売店舗を対象とした人材育成研修を提供しています。

初めての方へ

ライズワンズ株式会社は、小売店舗を対象とした人材育成研修を提供しています。
店長に向けて、デベロッパーに向けて、研修に参加された方に向けてメッセージを掲載しています。

なぜ、店長を応援したいのか?

お客さまの心ない
ひと言に凹んでしまう

皆さんも感じることはありませんか?

世の中がどこかしらギスギスして、意地悪になっていると。

人の気持ちを感じ取る余裕を失ったかのような振る舞いに、寂しい思いをすることがあります。

特に接客業をしていると、お客さまからの心ない一言や振る舞いに凹んでしまうことがあります。経験の浅い方は、接客業のいいところを十分に感じ取ること無く辞めてしまいがちです。

店長にはぜひ、部下が商売の醍醐味を味わえないまま店舗を後にすることは避けていただきたいと願います。

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そして店長もまた、一スタッフとしては自信を持って働き、会社からの評価もまずまずで、好きなブランドで好きなものを売り、充実感のあった立場から、新店またはベテラン店長の後任を任され、自分と歳が変わらない部下や、一回り以上も年上のパートさんへのマネジメントに悩み、自分自身が仕事の楽しさを見出せなくなっている店長もいらっしゃいます。

部下マネジメントに際しては、褒めることも叱ることもできず、"舐められたくない"、"孤立したくない"そんな心理状態にあって、本社からは売上と利益確保が求められ、人員削減の中、暗くなった店内で一人残業をする姿も珍しくありません。

こんな風に書くと、現場はつらいことばかりのようですが、そうではありません。対面販売は人の体温を感じられる素敵な仕事です。ネット上での購買シェアは拡大し続けていますが、リアルショップにしかできないお客さまとのコミュニケーションやショップの運営を通じて、チーム内の信頼関係を築けたときの一体感は人生を豊かにしてくれます。この部分を意識して店長にはチームを率いていってほしいのです。

リアルショップの現場は、必ずしもいい条件がそろっているとは限りません。それだけに、まず店長がその現実をどう捉えるかによってチームのムードは決定的に違ってきます。

上手くいかない時に「これだけしかない」と言うのか「まだこれだけある」と言うのか、「もうだめだ」と思うのか「できることは何だろう」と思うのか、店長の"思考"が変われば"行動"が変わり"結果"が変わります。チームにいい変化を与えるには、やはり店長がいい思考が持てるように応援することが、お客さまから指示を受ける理由を発信できる店になるための最初のステップとなります。

なぜ、デベロッパーを応援したいのか?

調査結果から、
いかに行動を促すか

商業施設では、定期的にSC(シークレットカスタマー)調査を行っています。館に出店している各テナントの定期的な健康診断(お客様満足度に関して)と言えると思います。

大事なことは、その調査結果を受けていかに各テナントに改善への行動を起こしてもらうかです。

行動を起こすとは、行動を始めるか、変えるか、止めるかです。調査が健康診断だとすると、調査結果の課題は生活習慣病のようなものです。どのようにして悪い接客習慣を整えていくのか!デベロッパーとしてはテナントに対し、具体的な修正を求めていかなければいけません。

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デベロッパーがいかにテナントをマネジメントしていくか?難しくさせている原因はいくつか挙げられます。まず関わりの距離感が掴みきれていない。越権行為なのか無関心なのか、そして経験値。「小売経験がないので、自信をもって接することが難しい」という意見は少なくありません。そして最も多い意見が「言ってはいるんですけど」という他人事のような発言と「とにかく時間がない」と言う意見です。自分自身が巡回する時間がとりにくいし、取れたとしても、店長も都合よく時間が空いているとは限らないものです。

マネージャーが悩ましいことは、自分が直接お客さまにサービスを提供するわけでもなく、1店舗に終日関わるわけにもいきません。自分と店長の役割を明確にして、連携してお客さまに価値を提供し続けるかにあります。

震災の頃、多くの商業施設が通常営業を再開するかどうか大いに悩んだと聞きます。結果からすると通常営業をすることで、地域のお客様に安心・安全を感じ取っていただけました。自粛ムードの非日常から、商業施設が通常営業を行っていることで多くの方の心が癒されました。

あるショップでは顧客さまとスタッフが抱き合いながら涙していました。互いに1人暮らしで不安な日常の中で、店舗で顔なじみの顧客さま・スタッフが互いに「怖かったね」と体験を伝えあうことで、震災後初めて泣くことができたそうです。

店長を中心に、テナントがお客さまといい関係を築く場(店舗)を作れているかどうかを把握しつつ、1店舗ごとの強み弱みを知り、どのように強みを伸ばし、弱みを改善するかを具体的にヒヤリングし、何のために・誰が・何を・いつ・どうやってを明確にして、テナントの行動を促すことがマネージャーの使命です。

研修に参加された方へ

店舗の笑顔づくり応援ブログ
研修のアンケートでいただいた質問への回答を動画(フォローアップビデオ)で掲載しています。
また、メールマガジンの登録もこちらから承ります。

研修の様子

サービス

商売の醍醐味を部下に伝えられる店長の育成と、店長を育成できる人材の養成
店長向けマネージャー向け、対象者ごとに内容はカスタマイズいたします。

リーダーシップとマネジメント

店長(リーダー)の役割とは?
部下を指導する上で、まず自分自身の内面を整える必要があります。
物事を常に前向きにとらえる事ができ、受け身ではなく積極的に自身をマネジメント出来ることを求めます。

・ビジョンと行動計画
・自身の内面(捉え方)を整える
・聞き方、伝え方のブラッシュアップ

コミュニケーション術

最強のチームづくり、はじめの一歩
心の距離を近づける質問術を学び、意見がことなる相手とのコミュニケーションのあり方を学びます。チームとしてやるべきことが、アルバイト一人ひとりにまで浸透する接し方を持ち帰ります。

・信頼関係が3倍増す接し方
・勇気づけのコミュニケーション
・相手の関心事に関心を持つ

覆面調査後のCS向上

人や環境に依存しない主体性発揮
やらされ感ではCS向上は進みません。
店長の「こうしたい!」を導き出すとともに、今置かれた環境の中で、できることは何か具体的な行動計画を立て、取り組みの地図をつくります。

・目的/目標/手段の整理
・取り組むべき真の課題に気づく
・アクションプランの作成

クレーム対応

初期対応で失敗しない
クレームのお客さまは苦手ですか?
お客さまも何かしら嫌な思いをして困って来店されたり電話されています。対応の最初にすべきことを学び、ケーススタディを基にロールプレイで初期対応を体得します。

・"寄り添いスイッチ"を入れる
・初期対応の重要ポイント
・クレーム予防のための店ルール

メンタルヘルス

心の健康とセルフケア
接客業はさまざまなお客さまと対面する仕事。時に心が疲れてしまいがちです。
身体の使い方や無意識に発している"問いかけ"を意識することで心の働きを整える手法を体得します。

・心の働き(感情)とは
・からだ/いしき/ことばの使い方
・"自分自身への問いかけ"をつくる

中国語接客

つかみの一言を正しく発音しよう
誰しも母国語で話しかけられると嬉しいものです。
よく使うフレーズを業種別に選んで頂き、一人づつ発音指導を行います。接客のきっかけをつかみ爆買いに繋げましょう。

・4つの声調の発音ポイント
・その接客を中国語で言ってみよう
・気に言ったフレーズの個別発音指導

実績

自らの小売店舗での販売経験を活かした人材育成研修を実施。
店長・スタッフが、現場で実践できるコミュニケーションの改善ポイントを提供しています。

研修実施回数:160回、参加者延べ人数:5,440名(2015年)

【主な研修内容】
  • ・リーダーシップとマネジメント研修
  • ・チームビルド研修
  • ・理想の店づくりスタート講座
  • ・CS向上研修
  • ・CS課題改善の習慣化セミナー
  • ・笑顔、挨拶、アイコンタクトのブラッシュアップ研修
  • ・営業力を高めるためのSV必須講座
  • ・数字を楽しく学ぶ
  • ・CSと売上をつなぐアクションプランの実践

株式会社オンワード樫山
人財開発部 人財開発課
喜友名 志織さま 寄稿

頼れる講師であり、コーチ

弊社には全国に多くのショップがあり、日々売上や運営と格闘している店長・エリアマネージャーがたくさんいます。

村上先生は、彼らにとって勇気づけをし、大きなパワーを与えてくれる、頼れる講師でありコーチです。トーク術・笑いのセンス・人間的魅力はもちろん、具体的な事例に基づいた理論と盛り上がるワークを織り交ぜながら心に響く研修で、あっと言う間に一日が過ぎていきます。

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継続して研修をしていく中で、店長・エリアマネージャーの目を見張る成長を感じています。

彼らのマインドを整えながら、ショップ運営で起こる問題を自分達で解決する力がついてきました。多くの研修講師の中で先生に出会う事ができ、私達の力だけではできなかったワンランク上の研修ができました。

「現場を輝かせたい!」という目標に近づけたと実感しています。先生にお会いできるのが楽しみと言ってくれる受講者も多く、今後も継続していきたいです。

お客様の声

株式会社アズノゥアズ
人事部 部長
竹田 千草さま 寄稿

一人一人の心と向き合う

村上先生、いつもありがとうございます。
村上先生には7年前よりお世話になっています。

この長いお付き合いを通し、弊社の一員であるかのように社員を覚えて下さり、毎回要望以上の研修を行っていただいております。

新入社員研修、キャリアアップ研修、本部社員研修では、それぞれのキャリアに応じた問題点を明確にし、計画的な解決へと導いて頂いております。

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打ち合わせを重ね、研修を行う毎に私達も学ぶことが多くあります。

村上先生ご自身が私達に心から向かい合って下さるからこそ、一人一人の心にスッと入るような村上先生だからこその言魂『村上イズム』が今私達が追求している人間力向上のために必要だと考えます。

弊社の「アズノゥアズに関わる全ての人が幸せになること、それが私たちの幸せです」という理念のもと、さらに人間力を上げ成長し続けていけるよう、今後もサポートして頂きたいです。

お客様の声

中日本エクシス株式会社
CS・安全推進部 統括CS推進役
新田 浩之さま 寄稿

連携スキルアップの相談役

当社の管理運営している商業施設は高速道路のサービスエリア・パーキングエリアに点在しており、市中施設よりも「安全」「安心」「快適」を求められています。

3年程前から村上先生にお世話になっており、当社の現地スタッフであるマネージャーと各店舗の責任者の連携を強化して、CSと売上の両輪を向上する目標を共有化し、達成を目指しているところです。

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村上先生には各種セミナーを通じて当社マネージャーに対して「気づき」と「行動」を促す役割を明確にしていただき、テナントスタッフさまとの良好なコミュニケーションを学んでいます。

店舗の行動計画書であるアクションプランがスタッフに浸透し、行動できているか、途中で止まるとすればどこに要因があるかなど、各店舗の状況に応じた改善策について細かくサポートしていただいています。

今後ともマネージャーと各店舗責任者との二人三脚の好事例が増えていくよう、村上先生のサポートに期待しているところです。

お客様の声

執筆

リーダーが使いたい66の言葉

書籍
リーダーが使いたい66の言葉
~このひと言でチームは強くなる~
出版:日本能率協会グループ JIPMソリューション

雑誌「ファッション販売」
雑誌「ファッション販売」

雑誌「ファッション販売」店長塾
2012年「コミュニケーション・カウンセリング篇」
2013年「チームメイキング篇」
2014年「新・店長のPDCA篇」
2015年「THE・店長塾コミュニケーション篇」
2016年「やる気アップ篇」
出版:商業界

プロフィール

ライズワンズ株式会社 代表 村上出の略歴と、転機となった仕事のエピソードを掲載しています。

村上出

村上 出(Murakami Izuru)

1968年生まれ、愛媛県出身。1991年関西大学卒業後、婦人服専門店入社。
初年度の年間カード会員獲得数が全社のトップとなり話題を集める。店長、リーダー店長を務め、社内の新入社員教育、接客スキル教育に従事。

その間も担当店舗を持ち続け、年間の売上高ならびにお客様満足への改善工夫を競う「サービスグランプリ」にて、130店舗中2年連続1位を獲得。
以後新店オープンの際には、店のレベルセッターとして店舗に入り込み、ブランドの水準の維持管理に努める。

1997年会社更生法適用により、会社スケールが縮充する中で、店があるのは当り前ではないことを痛感する。

2003年頃から店長とスタッフ間の意思疎通の悪さから、チーム力が落ちている店舗の指導方法や自分で考えて動ける店長の育成にコーチングが有効と考え学習を始め、2006年(財)生涯学習開発財団認定コーチとなり組織のコミュニケーション力の改善を図る。

2009年「洋服を通じてお客様のお役に立つ」ミッションは一旦卒業し、「小売業に関わる人、頑張る人の人生のサポートをしたい」と思い至り、ライズワンズ(株)設立。メンタルコーチ活動を行うとともに、同2009年ワンスアラウンド(株)参画。

販売員の接客スキル指導、店長の部下育成指導、管理職のコーチングを中心に活動を開始し、現在は講師業そして覆面調査後の店舗改善指導や店舗改善指導員の育成に奔走。

2016年度より「(財)日本社内インストラクター養成協会」設立に向け取り組みを開始している。

仕事の醍醐味を感じたエピソード

女は店スタッフとの人間関係に悩んでいて、身体にも悪い反応が出始めていました。私が講師を担当した「仕事を楽しむ研修」に参加された彼女は、営業担当者を介して悩みを相談されました。

(研修終了後に相談される方は珍しくはありません。人間関係で悩む方は少なくないようです)

彼女が他の相談者と違っていたのは、後日、Skype(スカイプ:音声通話やビデオ通話のインターネットサービス)を使うという高いハードルに臆することなく相談してきたことです。
それほどまでに追い詰められていたと言えるかもしれません。

ッションが始まって20分。彼女の愚痴は続きました。
ふと途切れた時に私は尋ねました。
「このままいかに大変かを、気が済むまで話したい?」
「それとも、これからどうしたいかを話したい?」

彼女はすぐに後者を選びました。 そこからの25分間、彼女は人生の目的(何のために生きているか)、そしてそれを達成させるための目標を考え始めました。

彼女のブランドに対する愛情、被災した会社に対する想いは純粋そのものでした。ほんのちょっとした掛け違いが、こんなにも真摯な彼女を追い込んでいました。

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が行ったセッションは"ディソシエイト"といって、自分を客観視することで、自分自身の目で自分を見て、自分自身の言葉で自分に語り掛ける手法でした。

この手法はNLP(神経言語プログラミング)の基礎であり、とてもパワフルな手法です。この脳の取扱説明書ともいわれるNLPとコーチングによるセッションを通じて、彼女は自分の力で自分の使命に気づくことができ、一歩前に踏み出す勇気を得ました。

最後は、今日まで頑張ってきた45分前までの自分との決別。ひたむきに頑張ってきてボロボロになってしまった自分をハグするようにいたわりながら感謝の言葉を告げて、そして前に向けて歩き出す宣言をしてもらいました。彼女も横にいらした営業担当者も号泣。私も号泣。

翌日には化粧品もヘアスタイルも一新した彼女が、笑顔で出勤なさいました。

私はあの日のためにコーチングを始めたのかもしれない。そう思えるほど心に残るセッションでした。

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